こんにちは!Hiroです。
現在わたしはオーストラリアのNSWにあるCasinoという町に住んでおります。
ところで先日NSWではサマータイムが始まりました!
サマータイムとは、明るいうちに行動できる時間を増やすために、時間そのものを1時間進めてしまうというとんでもない制度なんです!つまり、「もう5時だけど実質4時だからまだ明るい!」みたいな感じです。
私が今の家に来た時になぜこの家の時計は1時間進んでいるのだろうと不思議に思っていましたが、ようやく時間の方が時計に追いつきました。「時間って人間が勝手に作った概念なんだよな」と何だか考えさせられましたね〜。
それはさておき、私がオーストラリアに来てから1年が経過しました!
それはつまり、無事セカンドビザが取得できたということです!おめでとう!!ありがとう!!!
いや正直無理だと思っていたのでびっくりしました。笑
セカンドビザの話についてはまた別でまとめようかなと思っています。
というわけで今回なんですが、「英語ができなくてもワーホリっていけるの?」と思っている方に向けて、オーストラリアでのワーホリ1年目を英語力的な側面から振り返っていきたいと思います!
準備編:英語力をゼロから1に!まずはオーストラリア行きの準備から
語学学校選びとおすすめの留学エージェント
まず私はそもそも英語が本当にダメダメで、このままでは本当になにもできないと思い、語学学校からスタートすることにしました。
利用したエージェントはオーストラリア留学センターで、ビザ・保険・語学学校・ホームステイ先の手配などについてのサポートをしていただきました。基本的にはメールのやり取りのみで、しかも全て無料でしていただきました!
実は最初にスマ留で話を聞いていたんですが、営業感が丸出しだったのでやめました。。ただ料金的にはオーストラリア留学センターよりも安く、シェアハウスセットなので費用を抑えたい方にとってはとてもいいと思います。(営業マンに当たり外れはあると思います。笑)
あと私の場合は結構お金を貯めていたので、せっかくならケチらずに良いとこ行こう!って感じで決めました。
高くても質がいい方がいい方にはオーストラリア留学センターがオススメですが、費用を抑えて留学したい方にはスマ留がおすすめって感じですね!
オーストラリア留学センターさんにオススメされたのは「インパクト・イングリッシュ・カレッジ(メルボルン校)」で、私はそこに通わせてもらいました。
ご興味ある方は下記を見てみてください!
ざっくりいうと、ちょっと高めで質の良い学校です。
英語以外の言語を話すと即帰宅させられるというルールがあるので、友達が作りやすい環境だったと思います。
なぜならそのルールがないと、「日本人は日本人と日本語しか話さん。。」「Spanish話す人たちで固まってSpanishしか話さん。。」となって輪に入りにくいです。実際学校の外に出るとそんな感じのことが多々あったので、英語オンリーのルールはありがたいと思います。
ただ、正直ちょっと高めでしたね。。
授業の質が良かったので全く後悔はしてませんし、実際英語力も伸びたので感謝してますけど。
渡航前にやっておいて良かった事前学習
実は、ワーホリにくる2ヶ月前の私はBe動詞が何かもわからないし、過去分詞とかの存在も知りませんでした(^^)
自己紹介もろくにできないレベルで、基本文法書を買い必死に勉強を始めました。
最初はオンライン英会話のネイティブキャンプから始め、その後英会話教室のAEON(イーオン)に通い、2ヶ月間で何とか初級者と呼べるレベルにはなりました。
ちなみにネイティブキャンプは圧倒的に安いし(月6000円くらい)、講義は受け放題だしめっちゃいいサービスでした。
ただ、私は強制される状況にならないと自分から講義を始めるのが怖いと感じてしまうタイプで、基本が全くできてない状態ではあまり楽しめませんでした。英語を話す練習にはもってこいなので、ある程度の基礎が身についた今は再開しようか検討中です!
AEONはちょっと高かったですけど、個人のレベルに合わせて教えてくれますし、対面なので私にはよかったです。少し英語を話す自信がつきました。
学生編:英語力ゼロからのワーホリ生活がスタート
「ホームステイ体験」英語力ゼロでもなんとかなる
事前準備が終わり、いよいよオーストラリアでの生活が始まりました。不安だらけでしたが、オーストラリア留学センターさんが事前に多くの資料(入国審査についてとか)をくださったので、それの通りにいけばすんなり入国できました。
わたしはまずオージーの家に1ヶ月間ホームステイをさせていただきました。
こちらはオーストラリア留学センターさんの方で事前に手配してもらえたので少しお高めでしたが、まず家探しをする必要がないし、英語勉強にもなるのでホームステイはかなりおすすめです!
(現在オーストラリアでは家探しが難航するケースが多く、さらに詐欺も多いので、できれば事前に家は確保してからくることを強くおすすめします。)
わたしのホームステイ先は65歳前後の一人暮らしの女性の方(ジェーンさん)で、犬を飼っている+他人の犬を預かる仕事をしていて、常に犬が3~4匹いるような状態でした。私にとっては天国のような場所でした。笑
そのかたは高齢なのもあってとてもゆっくり話されるんですが、オージー訛りも強くてほとんどなにを言ってるのかわかりませんでした。
また、私の英語力が低すぎて言いたいことがなんにも伝えられなかったです。とても歯痒かったですね。。
でもジェーンはとても優しく丁寧に英語や文化を教えてくれたのでとても有意義な時間でした。(辛かったのはシャワーが5分間までだった点だけです。笑)
「語学学校体験」本当の意味で英語力ゼロではないことに気づく
そんな私なので、語学学校では当然Elementary(初級)クラスから始まりました。1番レベルの低いクラスです。
正直みんなろくに英語が話せないクラスなんですが、なぜか1番友達ができたのもこのクラスでしたね。(意外と話せない者同士の方が心で通じ合うものなんでしょうか。笑)
そこではとにかく英語を話してみよう!みたいな感じで、みんなめちゃくちゃな英語をめちゃくちゃ話していました。
正直自分が思っている以上に話せない人はたくさんいて、「Where’re you from」も通じなかったりしましたね。日本では勉強してなくても、意外と知っている英語がたくさんある状態なんだなと気付かされました。アメリカの影響も大きいとは思いますが、基本的に日本は教育が行きとどいた恵まれた国ってことですね。
ちなみに私は最近中国語を勉強し始めたんですが、本当に「ニーハオ」と「シェイシェイ」しか知らなかったんです。それに比べたら英語力ゼロではないじゃんって思いました。りんごを中国語でなんていうか知ってますか?私は知りません。笑
このElementary(初級)クラスで学んだことは、「間違っててもとりあえず話す、そしてそれが意外と伝わる」っていうことです。けっきょくそれが1番大切なマインドでした。そのうち「おれより英語上手いんだから下手くそな英語でも頑張って理解してくれよ」って責任転嫁できるようになります。(いいことなのかは不明です)
2ヶ月間の事前学習のおかげか、1ヶ月ほどでPre-intermediate(中下級)クラスにレベルアップしました!この頃にはだいぶ言いたいことを英語で話せるようになってきてたと思います。というか話すことに躊躇がなくなりましたね。みんなめちゃくちゃな英語をめちゃくちゃ話して、なんかコミュニケーション取れますから。
この頃は英語がちょっと楽しくなってきて、本当にたくさん勉強しました。
はっきり言って私は学生時代英語が一番嫌いな教科で、勉強したことは1度もなかったですしテストはいつも100点満点中10点前後でした。ただこの頃は英語を科目ではなく人と話すためのツールとして捉えていたので、道具の使い方を学ぶような感覚になっていましたね。本来言語学習はそうあるべきだと思います。
この時にやったことはこんな感じです。
- 1冊の基本文法の本(超初級者用)を何周も読み込んだ
- 1冊の単語帳(超初級者用)にある単語を全部覚えた
- ELSAという発音矯正アプリをやり込んだ
これらをやっただけで、おどろくほど英語力が伸びたと思います。
それから2ヶ月後、とうとうIntermediate(中級)クラスにレベルアップしました!ちなみに日本である程度英語を勉強してきた人や下地がある人は、大体このIntermediateに入ると思います。
そして残り1ヶ月をIntermediateクラスで過ごし、語学学校ライフは終了となりました。
ここでもなかなか良い感じで結果を残していたので、もう1ヶ月あればUpper-intermediate(中上級)にも上がれそうでした。。
ただ、ワーホリビザでは4ヶ月間までしか学校に通えないので、残念!語学留学してる人が羨ましいです。。
こんな感じで、留学前は本当に英語力がゼロ(日本基準だと)でBe動詞も知らなかった私がある程度日常会話ができるくらいまで成長しました。
セカンド編:セカンドビザ取得のための88days挑戦記
悪徳ファーム編
語学学校が終了した私は、セカンドビザを取得するため88daysへの戦いの火蓋を切りました。
88daysとはセカンドビザの条件で、特定の地域で特定業務を88日やるというものです。
この時の状況はブログにまとめていますが、本当に仕事が見つかりませんでした。
そして私は悪徳ファームに行くことを決意したのです。笑
ちなみに88daysはファーム以外にも特定地域でのホスピタリティ業務でカウントすることができます。ただ、正直英語力ゼロだと難しく、レストランやカフェでの経験などがないともっと厳しいです。
このような特定地域は基本的に田舎にあるので、ジャパレスとかよりローカルのお店がメインの選択肢になります。そうなると必然的に英語力がある程度は必要になりますよね。しかもシティと違ってお客さんの層はネイティブが多いので、ある程度のリスニング力も必要になります。(度胸があればなんとかなったりもしそうですが)
そんなこんなでメルボルンを離れ、Coffs Harbourへ向かいました。
このファームにはほぼ日本人しかいなかったので全然英語を話しませんでしたね。。
悪徳ファームについて気になる方は下記にまとめていますので、ぜひ読んでみてください!
ミートファクトリー編
そしていろいろあって悪徳ファームからミートファクトリーに行くことにした私は、NSWの上の方にあるCasinoという町に移動しました。
そこでまたオーストラリア人とのシェアハウスとなり気づいたのですが、私はネイティブのオージーが言ってることがさっぱりわかりませんでした。
語学学校って基本的に先生とかもみんなゆっくり話すし、生徒はみんな第二言語習得者なので聞きやすいんですが、本当のリスニング力ってあまり鍛えられてなかったんですよね。
ミートファクトリーの面接からメディカルチェック、インダクションに至るまで、まぁなにを言っているのかわからない。。。
正直語学学校と現実のネイティブ英語との間にはかなりのギャップがありました。なので語学学校で学んだ方も、実際に日常生活でネイティブと話す機会を作ってみるのがいいと思います!
私に仕事の説明をしてくれたのはパプアニューギニア人だったのですが、英語が訛っている上喋るのがとにかく早い!そして工場がうるさい!しかも何度聞いてもわからない!笑
仕事内容が全くわからないままでしたが、言っていることが99%わからないので質問もできない。って感じでした。最悪ですが、わかってるフリをして何となく真似をすることしかできませんでしたね。。
ミートファクトリーについて気になる方はこちらを読んでみてください!
この経験で思ったんですが、私がどんなに英語ができるようになっても、そもそもいろいろな訛りを全て完璧に聞き取ることなんてできないってことですよね。(正直あのパプアニューギニア人の英語はオージーにもわからないんじゃ。。。)
逆に言えばわからなくてもいい!さらにいうと、英語が相手に伝わらないのは英語力のせいじゃない!ってなんかそんなマインドが芽生えました。
英語が世界の共通言語となって、いろいろな国で違う訛りがある以上、どう頑張っても伝わらないものは伝わらないんです!もう自分の英語が伝わらない時は「これが俺の英語だ!頑張って理解してくれ!」って気持ちで話しています。
優良ファーム編
最後に、いままで働いていた優良ファームについてです。シーズン終了に伴って、ちょうど先日最終日を迎えました!
こちらはファームのオーナーがオージーでしたので、やっぱりなにを言ってるのかわからないことも多かったです。
ただこのファームで出会ったアジア人の友人で英語が流暢な人が何人かいたんですが、この人たちと毎日話をしていたおかげで今ではほとんど同じレベルで会話ができるようになりました。
と言っても「ほとんど聞き取れる+それなりのスピーキングで返す」って感じです。けっきょくのところ、相手がなにを言っているのかがほとんど理解できれば普通に会話はできるもんです。リスニングが肝ですよね。
あとここはとにかくヨーロピアンが多かったんですが、彼らの英語はほぼネイティブくらいレベルが高いです。ちょうど英語が上手いアジア人とネイティブとの間って感じでした。
アジア人の英語は80%~90%くらい、ヨーロピアンの英語は60~70%くらい聞き取れるかな?って感じで、ちなみにネイティブは30~40%くらい、やっぱりここには大きな距離があるように感じました。まぁ単にヨーロピアンの英語に慣れていないだけの可能性もありますね。。
優良ファームについても悪徳ファームと比較しながらまとめてますので、気になる方は読んでみてください!
「英語力ゼロで始めたオーストラリアワーホリ体験談」1年目のまとめ
ここまで私のオーストラリアワーホリ1年目を英語力にフォーカスして振り返って参りました!
繰り返しになりますが、私の英語力は本当にゼロで、英語は苦手意識が強すぎで勉強してきませんでした。でも実際にやってみたら、日常会話ができるくらいになるのは意外と簡単だったように感じます。
やっぱり大切なのは話すことですね。めちゃくちゃな英語をめちゃくちゃ話す。これが良かったと思います。
あとおすすめは簡単な文法書を何周も読み込むことです!正直ネイティブの使っている文法はそこに書いてあったものが99%だと思います。
あと単語もそうなんですが、基本的なものがのっている単語帳を1冊覚えてしまう、これだけでほどんど日常会話で困ることはありません。
私の使った単語帳は高校指定で利用してたものです。つまり基礎ならなんでもいいです。
基本単語3000みたいなのがいいと思いますよ!特にフレーズがついてるやつがおすすめです!
あと意外なんですが、けっきょく1番大事だったのが発音です!!!
よく発音できる英語は聞き取れると言いますね。そして発音ができると、自分の言ってることを相手に聞き取ってもらえる。
というのをすべて差し引いても、「あなたの英語はとてもきれいだね。ほとんどの日本人はすごく訛ってるのに」とか言われた時にめちゃめちゃ嬉しいので、やっぱり発音は一度やってみることをオススメします!発音は勉強したことがあるかないかではっきりと差が出ると感じたので、やらないのは損だと思いますよ!
ちなみに私はELSAと言うアプリをメインで利用し、補助にYoutubeを使っていました。
ELSAは有料ですがかなりおすすめです!あとたまにセールで安くなっています。(私が始めたのはクリスマスセールでした)
この時代に学習して良かったなと感じるすごいアプリです。お金払った以上の何倍もの価値がありましたよ!(ちょっと高めでみんなやってないから逆にチャンスです)
あとどうしてもわからないところはYoutubeであいうえおフォニックスさんを見てました!可愛いしずっとみてられます。
あとはセイダイ音声学さんもオススメですよ!
目標はIELTSで6.5!ワーホリ2年目のプランについて
今後について、いまぜっさん迷い中でございます。セカンドビザが取れたのでシティに行こうかと思うんですが、あまり貯金がないので、仕事が見つからない不安もけっこう大きいです。
ファームワークだったらツテで見つかりそうなのでお金を貯めるにはもってこいなんですが、基本的に英語をそんなに使わないですし、労働時間が長くて英語勉強になかなか時間を取れないんですよね。。ちなみにサードを取る気はありません。
私の目標はIELTSで6.5を取ることなので、そろそろ英語勉強に集中したいです。。。
英語環境で働けて一日7~8時間くらいの仕事がみつかれば1番いいんですが。。あーどうしよう。。。
というわけで2年目のプランはまだ何も決まっておりません!笑
今後の状況についてもまた後日シェアしたいと思いますので、私自身良い報告ができることを願っています。
それでは最後までお読みいただいた方、本当にありがとうございました!
2年目も頑張ります!!